欧米では最も一般的な夜尿改善方法の選択肢となっているアラーム療法。
そして40年以上にわたり、ベストセラー商品として欧米で高い評価を受けてきたのがウェットストップです。
株式会社MDKは、米国PottyMD社ウェットストップ3の日本総代理店として、小児科系及び泌尿器科系各種学会と協力して夜尿症の積極的治療に対する普及活動を行っています。
おねしょの治療方法
日経電子版2016年8月28日より引用
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おねしょの治療方法には、大きく分けて生活指導、薬物療法、アラーム療法の3種類があります。
おねしょモニター「ウェットストップ3」は、尿濡れを感知した時にバイブレータと音と光でお知らせする機能を持った装置で、アラーム療法に使用します。
アラーム療法は、おねしょをした時にアラームで目を覚まさせ、繰り返しておねしょを意識付けることで膀胱に溜められる尿量が徐々に増え、最終的にはおねしょをすることなく朝まで我慢できるようになるといわれ、日本での歴史は新しいですが欧米では1970年代より使用されています。
おねしょのタイプなどにより薬物療法と併用することで更に効果を早めることもあります。
夜尿症の専門医が提供している医療関係者様向けと患者様向けのサイト
(わかりやすく解説されています。)
夜尿症アラーム療法
実践ポイント
- 生活指導を徹底した上でアラーム療法を実施してください。
- アラーム療法は一種のトレーニングで、おねしょをした時に起こして認識させることにより排尿を抑制させることを目指します。
おねしょをした時に起こして排尿させることだけが目的ではありません。
また、睡眠中適当な時間に起こして排尿させても(例えば親が就寝する頃に起こして排尿させても)、トレーニング効果はありません。 - おねしょをした時にアラーム(音やバイブレーション)で気付かせ、おねしょを意識付けることにより睡眠中の尿保持力が増大すると言われています。
毎日続けているうちに、尿道の筋肉も鍛えられると言われています。
膀胱の容量が増大すると共におねしょの量や回数が減少し、おねしょの時間帯がしだいに朝方に移行して、最終的に朝まで維持できるようになります。 - 改善度合の経過を観察するために、おねしょの尿量、回数、時間など観察日誌を書くことをお奨めいたします。
- 改善の効果は、おねしょした時にできるだけ早くおねしょしたことを認識させることができるかどうかである程度決まります。
夜尿症の場合一般的に眠りが深く、アラームが鳴っても自分で起きられないことが多いですが、その場合はおねしょをしたことを教えてあげてください。
そのため介助者の根気よい協力が必要です。効果の現れは個人差がありますので根気よくお続けください。 - 医療機関に掛からずにご使用の場合は、トレーニング開始後3ヶ月経ってもあまり効果が見られない場合は、医師の相談を受けられることをお奨めいたします。
- 弊社製品は、幼児のトイレ排泄トレーニングを目的としたものではありません。また医師の指導がない限り、4歳以下の小児に対して使用しないでください。
- 上記内容は一般的に言われていることです。夜尿症(おねしょ)およびその治療に関してもう少し詳しく知りたい方は以下サイトをご参照ください。